積水ハウスのルーフバルコニーはとても人気があり、ルーフバルコニーが気に入って家を建てる人もいますが、リフォームして増設する人もいるほどです。
なぜそこまで積水ハウスのルーフバルコニーが人気なのか、気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、積水ハウスのルーフバルコニーについて、
・価格
・実例&間取り
・メンテナンスは必要か
・特徴
・おすすめの人
など、気になる情報を詳しく紹介します!
ルーフバルコニーとは
ルーフバルコニーとは、階下の屋根部分に作られたバルコニーのことです。
バルコニーは総称で、その中の1種がルーフバルコニーです。一般的に広く開放感があります。
用途としては洗濯干しはもちろん、ガーデニング、セカンドダイニング、アウトドアスペース、お子さんやペットの遊び場など多岐にわたります。
【積水ハウス】ルーフバルコニーの値段・価格
積水ハウスで新築を建てる場合、ルーフバルコニーだと約200万円かかります。
もちろん、広さやデザインによって値段の幅はあります。
他の住宅メーカーの平均費用が約150万円なので少し高く感じますが、防水性やデザイン性が高いこと、今後のメンテナンス費用を考えると、初めにきちんとしたものを作れるので高くはないと思います。
バルコニーの設置費用と比べると?
通常の洗濯を干すだけのようなバルコニーを作る場合の費用は、約60万円なのでそれよりは高くなります。
なので、洗濯干しだけできれば十分という人には、バルコニーがおすすめです。
しかし、ルーフバルコニーは価格が高い分広さがあり、様々な用途があることを考えると、決して高くはないと思います。
【積水ハウス】ルーフバルコニーがある家の実例・間取り
出典:いえごこち
ルーフバルコニーとリビングが一体化した家の実例です。
通常の屋根なしルーフバルコニーより掃除なども楽ですし、アウトドア気分も楽しめます。
出典:いえごこち
趣味の時間を過ごす空間としても最適ですし、お子さんが遊んでいても目の届く範囲です。
ただ、歩いたりできるお子さんがいる場合は、柵から落ちてしまわないようにご注意ください。
家族構成:夫婦(ご主人、奥様)
階数:2階
構造:木造(シャーウッド)
商品名:マキシオ
延床面積:120.25㎡(36.4坪)
【積水ハウス】ルーフバルコニーはメンテナンスが必要?
積水ハウスでルーフバルコニーをつくった場合でも、一定期間が過ぎるとメンテナンスが必要です。
ルーフバルコニーは屋根や壁がない分、雨風があたるので、いくら防水対応とはいっても日射状況にもよりますが、年月が過ぎればその効果は弱まります。
防水効果が弱くなれば、次第に雨漏りなどにつながります。
メンテナンス費用
ルーフバルコニーのメンテナンス費用は、一回あたり約50万円程かかります。
防水加工を再度施すほか、排水などの掃除を含めての値段です。
こちらも広さや使う材料などによって値段も変わりますので、この値段はあくまで目安としてください。
また、排水がきちんと出来るように、常に掃除などして気をつけるだけでも防水効果の持続性に差が出て、メンテナンス費用も変わってきます。
積水ハウスならでは!ルーフバルコニーの特徴
防水性が高い
他の住宅メーカーのバルコニーは、ひどい時は水が浸透して鉄骨が錆びたり、コンクリートが剥がれるなどのトラブルが起きることもあります。
しかし、積水ハウスのバルコニーはポリエステル系のトップコートを使用しているため、防水効果が高いです。
また、降水量の多い地域では、更に高い防水性のものを提案してくれるようです。
デザイン性が高い
ルーフバルコニーの用途にもよりますが、家や趣味に合わせたデザインにすることができるため、オシャレで飽きのこないルーフバルコニーを作ることができます。
自分の好みにあっていると、その空間にいることが楽しくなるので、段々と使わなくなるなどの心配もなく、いつまでも作って良かったと思える素敵な空間になります。
ルーフバルコニーはこんな人がおすすめ
大家族の人
洗濯物が多く、布団やシーツなどの大物干しも多い、大家族の人におすすめです。
お天気のいい日に、家族全員分の洗濯や布団が一気に干せるので、干した物も気分もスッキリしますし、休みの日は家族でティータイムやBBQなどして過ごすのにも最適です。
また、折り畳み式のテーブルセットがあると、必要な時だけ出せるので重宝します。
小さいお子さんがいる人
外遊びが大好きなお子さんは多いですが、毎日公園へ行くのが難しいこともありますよね。
ルーフバルコニーがあれば、三輪車の練習をしたり、夏場はビニールプール、雪が降ったら雪遊びも車の心配などなく、隙間時間で遊ぶことができます。
ただし、柵の種類や高さにもよりますが、お子さんだけにならないよう付き添ってくださいね。
ガーデニングが好きな人
庭を作るほどスペースにゆとりがなくても、ルーフバルコニーなら作れるという場合も多いです。
大きな木を植えることは難しくても、大きな鉢植えやプランターを置いたり、一角をレンガなどで区切って、花壇や植樹スペースにすることもできますので、お花や家庭菜園などが趣味の人にはおすすめです。
アウトドアが好きな人
BBQはもちろん、ゆっくりモーニングやティータイムを過ごすのにも、夜空の下でお酒を楽しむのにもルーフバルコニーは最適です。
いつもの時間を少し優雅で特別なものにしたい、アウトドア好きな人におすすめです。
【積水ハウス】ルーフバルコニーのデメリット・注意点
メンテナンス費用がかかる
雨風にさらされるルーフバルコニーは、屋根瓦同様定期的な塗装などのメンテナンスが必要です。
それが10年なのか、15年なのかは日照条件や使い方などによって変わってきます。
定期的に費用がかかることを考慮して、毎月メンテナンス貯金などできると、いざという時に困らずに済みます。
部屋が狭くなってしまう
ルーフバルコニーを広くすれば、当然その分部屋は狭くなってしまいます。
ルーフバルコニーを作ったはいいけど、上手く使いきれない…なんてことになると、その分部屋を広くすればよかった!と後悔することになるので、よく考えてからの設置をおすすめします。
そこまで使用しない可能性がある
BBQを家でもやってみたい!ガーデニングを始めてみたい!と夢見てルーフバルコニーを作ったはいいものの、いざ住んでみると結局BBQはしない、ガーデニングも長続きしない可能性があります。
結局洗濯を干すスペースだけになり、ルーフバルコニーはいらなかったという人も少なくありません。
ごみが溜まりやすく雨漏りのリスクがある
バルコニーは屋根と違って傾斜がない分、舞い上がった地上の泥やごみがたまりやすいです。
それらを放置しておくと、雨の日に雨水と共に排水として流れることで内水部分がつまったり、防水材の劣化を早め、雨漏りにつながります。
そうなると修理費がかさむので、こまめな掃除が必要になります。
まとめ
素敵なルーフバルコニーは、上手く活用できれば素敵な時間を過ごすための最高の空間になりますが、憧れだけで作り上手く活用できなければ、お金のかかる無駄なスペースになってしまいます。
どのように使うのか、掃除をこまめにできるかなどを、よく考えてからの設置をおすすめします。
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